ニュースリリース

2017年7月21日

「しぎん地域活性化ファンド」投資1号案件
「株式会社高知水産」への投資決定について

 四国銀行(頭取 山元文明)および株式会社四銀地域経済研究所が共同で出資する「しぎん地域活性化投資事業有限責任組合(しぎん地域活性化ファンド)」は、クロマグロ人工種苗の中間育成に取り組む「株式会社高知水産」に対して、「地域の雇用創出」「養殖業の持続的発展」さらには「高知県経済の活性化」に資する事業であると判断し、投資を決定いたしましたのでお知らせいたします。

【投資予定先の概要】
1.会社名 株式会社高知水産
2.所在地 高知県幡多郡大月町
3.代表者 代表取締役会長 日和﨑 二郎
代表取締役社長 山﨑 道生
4.事業内容 クロマグロ人工稚魚の中間育成


 高知県は、養殖クロマグロ出荷量で全国3位を誇る日本でも有数の産地。しかしながら、近年、天然クロマグロ稚魚の資源量の減少が危惧されており、漁獲制限も実施されることから、高知県は株式会社山崎技研と共同で3年前から人工種苗の研究開発に取り組んできました。研究は順調に進み人工種苗の量産化に一定の目途がついたことから、今般、株式会社山崎技研は株式会社ヒワサキと共同で新会社を設立し、人工クロマグロ稚魚の中間育成事業を開始するに至りました。将来的には、高知県内の養殖業者と連携したクロマグロの完全養殖の実現を目指しています。

 当行は、今後とも地域金融機関として地域の金融ニーズに応え、地域の産業振興と経済の持続的発展に貢献してまいります。

以上