ニュースリリース

2017年10月18日

【高知県観光活性化ファンド】
持株会社型DM0「株式会社ものべみらい」を経由した
「株式会社龍河洞みらい」に対する投資決定について
~天然記念物「龍河洞」を核とした高知県物部川地域の観光活性化を推進~
   

 四国銀行(頭取 山元文明(以下、当行))、株式会社四銀地域経済研究所、株式会社地域経済活性化支援機構(以下、「機構」)およびREVICキャピタル株式会社が共同で出資する「高知県観光活性化ファンド(以下、「本ファンド」)」は、持株会社型DMOである株式会社ものべみらい(以下、「ものべみらい」)に対し、ものべみらいが公益財団法人龍河洞保存会(以下、「保存会」)と共同で株式会社龍河洞みらい(以下、「龍河洞みらい」)を設立するための資金について投資を決定しましたので、お知らせ致します。また、龍河洞みらいに対し、当行から監査役を派遣することを決定しましたので、併せてお知らせ致します。

 龍河洞みらいは、今後、地域の関係者と共同して新たな観光コンテンツを開発するとともに、高知県の主要観光資源であり国の天然記念物・史跡(文化財)に指定されている「龍河洞」の管理運営団体である保存会から、マーケティングや運営統括、イベント企画業務等、事業の一部の委託を受けることにより、観覧客の増加及び満足度の向上による滞在時間の増加を図り、物部川地域、ひいては高知県の観光消費額の増大を目指してまいります。

 本ファンドは、今後、本取組みを通し、経営・マーケティングノウハウの承継と後継者の指導・育成を推進するとともに、観光資源でもある文化財の管理運営を行う公益認定法人への経営・マーケティング支援モデルの構築を目指してまいります。また、物部川地域における「観光産業」と「6次化産業」の統合による経済活性化モデルの実現を追求してまいります。
 当行では、今後も、本ファンドの取組みを通じて、高知県の観光産業の発展と、産業振興および地域経済の持続的発展を支援してまいります。

【投資先(龍河洞みらい)の概要】
社名 株式会社龍河洞みらい
所在地 高知県香美市土佐山田町逆川
代表取締役 古川 陽一郎 (機構からの派遣)
事業内容 ・龍河洞のマーケティング、顧客向けサービス、運営、営業、広報に関する業務
・体験商品やイベントの企画、運営及び受託に関する業務 等

【保存会の概要】
社名 公益財団法人龍河洞保存会
所在地 高知県香美市土佐山田町逆川
代表理事 岡崎 淳一 
事業内容 ・龍河洞の管理及び保存を行い一般に公開すること
・観覧者又は研究者の便益を図ること
・龍河洞の顕彰に必要な各種事業を行うこと 等

【ものべみらいの概要】
社名 株式会社ものべみらい
所在地 高知県南国市大埇甲
代表取締役 古川 陽一郎 (機構からの派遣)
事業内容 (本ファンドが平成28年9月12日に投資実行し、設立)
・物部川流域に所在する観光及び生産・加工事業者に対する投資、経営支援
・インターネットを通じた観光商品、地域産品・加工品のマーケティング・企画・販売
・事業者や団体に対するマーケティング等の集客ソリューションの提供 等

【参考資料1:龍河洞の景観等】
■天降石(1億7500万年をかけて形成された鍾乳石) ■毎年12月に開催されるクリスマスキャンドルナイト時の演出
(左:LEDライトアップ、右:キャンドルアート装飾)
天降石 天降石 天降石

【参考資料2:出資形態(投融資実行後、予定)】
出資形態

以上