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高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

2024/4/16

目次

1 累計300万部突破!令和で一番売れている絵本「パンどろぼう」
2 大型絵本をきっかけに子どもたちが本と出会い、読書の楽しさを知ってほしい。
3 冒険に出かけたり、主人公に思いを馳せたり。本との出会いで広がる世界。
4 クラウドファンディングは4月30日まで!一冊でも多く、高知の子どもたちに絵本を届けたい

累計300万部突破!令和で一番売れている絵本「パンどろぼう」

高知県在住の絵本作家・柴田ケイコさんが手がける、大人気の絵本「パンどろぼう」をご存知だろうか?

高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

2020年の発売以来、「読み聞かせが楽しくなる」と人気を博し、シリーズ累計300万部を超える大ヒット作品となっている。

パンに身を包み、大好きなパンを盗み出すパンどろぼうのシュールかつユーモアあふれる物語が多くの親子を虜にし、さまざまな賞を受賞している。

そんな令和で一番売れている絵本「パンどろぼう」の大型絵本を、高知県内の子どもたちに送ろうというクラウドファンディングが現在行われている。

大型絵本をきっかけに子どもたちが本と出会い、読書の楽しさを知ってほしい。

4月3日、KADOKAWAから「パンどろぼう」の大型絵本が発売された。

高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

写真提供:(株)KADOKAWA

「大型絵本」というと聞き慣れないかもしれないが、読み聞かせ用にひと回り大きくなった絵本で、大きくなることで迫力が増し、複数人でも絵本の世界観へ没入しやすくなっている。

高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

写真提供:(株)KADOKAWA

高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

写真提供:(株)KADOKAWA

ページをめくるごとに変化する絵本の世界。

高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

写真提供:(株)KADOKAWA

高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

写真提供:(株)KADOKAWA

パンどろぼうの豊かな表情が愛らしく、子どもたちの楽しい反応や笑い声が今にも聞こえてきそうだ。

この大型絵本を、高知で暮らす子どもたちに寄贈したいとクラウドファンディングに取り組む「高知の子どもたちに本を届ける会」のメンバーを取材した。

冒険に出かけたり、主人公に思いを馳せたり。本との出会いで広がる世界。

高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

取材に対応してくれたのは、「高知の子どもたちに本を届ける会」メンバーで、元高知県教育委員長で現在は引きこもりや不登校の当事者や家族の支援を行う「たんぽぽ教育研究所」の大崎博澄さん(写真右)と、高知の書店「金高堂」の外商部・皆川正史さん(写真左)だ。

2人を含めた有志5人が活動の中心となり、四国銀行の支援を受けてクラウドファンディングに取り組んでいる。

高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

写真提供:高知新聞社

-今回、高知の子どもたちに「パンどろぼう」の大型絵本を届けるためにクラウドファンディングに取り組まれているということですが、どういったきっかけでこの活動を始められたのでしょうか?

皆川さん:KADOKAWAから大型絵本が発売されるにあたって、高知市内の小学校や幼稚園、保育園にアンケートを実施しました。本が発売されたら購入したいですか?と質問したところ、ほとんどの学校や園が「欲しい」と回答しました。しかし、大型絵本は一冊1万円ほどと高価なため、同じ予算であれば通常サイズの絵本を数種類購入することを選ばざるを得ないことを把握しました。

ニーズがある一方で、予算的な面から購入が難しい大型絵本。それならば寄贈しよう!ということで、「高知の子どもたちに本を届ける会」が立ち上がったのだ。

大崎さん:このような活動をしたいと皆川さんたちから教えてもらい、私も高知の子どもたちに本を届けることを至上命題と感じていたので、すぐに活動に参加することを決めました。

大崎さんは、幼少期に本に出会い、これまで数えきれないほどの本を読んできた自他共に認める大の読書家。

大崎さん:仁淀川町池川で、11人兄弟の末っ子として育ちました。とても貧しい家庭だったので、家には本が無く、小学校のときには学校で先生に本を読んでもらうことが何よりの楽しみでした。中学校、高校では図書室に入り浸り、「ロビンソン漂流記」「十五少年漂流記」「宝島」といった冒険小説を好んで読んでいました。

自身の経験から、現代を生きる子どもたちには本との出会いを通して想像力や考える力を養ってほしいと願う。

高知の子どもたちの心を育むギフトを贈ろう!「パンどろぼう」大型絵本を寄贈するプロジェクトが進行中

「パンどろぼう」の寄贈によって、子どもたちに本との楽しい出会いを経験してほしい。あるいは、読書に興味が持てなかったとしても「一万円の本ってどんな本だろう?」という純粋な好奇心でもよい。

一冊の「パンどろぼう」大型絵本が図書室に入ることで、一人でも多くの子どもたちに本と出会うきっかけを提供できればという思いで「高知の子どもたちに本を届ける会」メンバーは活動を行なっている。

クラウドファンディングは4月30日まで!一冊でも多く、高知の子どもたちに絵本を届けたい

クラウドファンディングはスタートから、なんと10日間で目標としていた70万円を達成。

70万円は高知市内のすべての小学校への絵本寄贈が可能となる金額のため、現在はネクストゴールを設定し、高知市内の幼稚園、保育園への寄贈が可能となる240万円を目標としている。さらにその先には、高知県内すべての小学校へ寄贈することが可能となる450万円を最終目標として設定。

締切の4月30日まで、一人でも多くの協力が得られるよう活動を行なっている。

大崎さん:この取り組みは、高知の未来を生きる子どもたちをみんなで育む活動です。ささやかな支援が、子どもたちに読書という機会を与えることに繋がります。ぜひ、ご支援をお願いします。

本との出会いを通して、深い思考や豊かな想像力を育んでほしい。このプロジェクトは、高知の子どもたちに大人から贈る、心を育むギフトなのだ。


高知の子ども読書活動推進!パンどろぼうビックブックを寄贈したい

https://readyfor.jp/projects/kochipandorobou

文/長野春子

(提供元:【高知県公式】高知県情報のまとめサイト「高知家の○○」)

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