日本三大鍾乳洞のひとつで、1億7500万年もの無形の時が刻み続けた無限の造形物こと「龍河洞」。今年の夏より新たにグランドオープンし、話題沸騰中！　ということで、今回はそんな龍河洞の全容をご紹介します。

「新・龍河洞」たる所以のひとつが、「音と光の新演出」。様々な場所に沿って照明とBGMを構えており、より神秘的な光景を演出しております。こちらは入洞から一番最初にその演出を楽しめる「石花殿」と呼ばれるスポットで、天井や壁一面に広がる洞穴サンゴを彩っております。

高さ11mと洞内最大の滝「記念の滝」が登場！　青い照明と荘厳なBGMが幻想的な雰囲気を演出しています。
ちなみにこの「記念」という名前は、昭和6年に山内浩氏がこの滝を登り奥洞の発見に成功。そこから現在の龍河洞への道が開けたことを記念して付けられたんだとか。各スポットの名前の由来をチェックするのも楽しいです。

ちなみに洞内での撮影もOK。今回の体験者の2人も「天降石と絞り幕」の前ではいポーズ！　
洞窟を出る頃には、きっと写真のフォルダがいっぱいになっていること請け合いです。

照明やBGMのバリエーションも様々です。「しんどい坂」と呼ばれるスポットにある照明は球形をしており、まるで惑星が並ぶ宇宙を歩いているよう。
時間によって色が変化するのもポイントのひとつ。名前の通り、しんどい坂を登る一服の清涼剤になってくれます。

クライマックスには、新・龍河洞のもうひとつの見どころである「プロジェクションマッピング」がお目見え。
こちら国内の鍾乳洞では初となる大型の常設プロジェクションマッピングであり、洞窟の壁面に映し出される大迫力のオリジナル映像と時空を旅するBGMが、あなたの心の深いところを刺激してくれることでしょう。

無事洞窟を抜けた体験者の2人。「疲れを忘れるぐらい魅入ってしまった」と大満足のご様子。出口には新しく改装された無料休憩所もあり、ゆっくりと休むことができます。

また、夜間イベントの開催時には洞窟から出てすぐにある「龍河洞の森」のライトアップが行われるので、是非とも合わせてお楽しみください。

なお、紹介した「観光コース」は大人1200円、中学生700円、小学生550円で体験可能で、他にも「冒険コース」（体験料1人1000円、つなぎ・長靴レンタル料1000円）なども用意されております。
みんなで冒険心を満たしつつ、幻想的な世界をご堪能ください。

龍河洞
高知県香美市土佐山田町逆川1424
TEL／0887-53-2144（龍河洞保存会）
営／8：30〜最終入洞17：00※12月〜2月末は最終入洞16：30
休／無休　P／有り
HP／http://ryugadou.or.jp/

（提供元: ほっとこうち）