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EIMONS presents
にこ淵(Nikobuchi)
仁淀ブルーの代名詞!宝石のように輝く高知の絶景スポット
2020/10/1
EIMONS presents

仁淀ブルーの代名詞「にこ淵(Nikobuchi)」は仁淀川を代表する絶景スポットとして広く知られています。底の岩が見えるほどの透明度を誇る滝壺の水が、光の当たり方でグリーンやブルーに変化する光景はとても幻想的です。木々の間から光が差す僅かなひととき、水面は宝石のごとく美しく輝きます。
当記事では、にこ淵へのアクセス方法から撮影に最適な時間帯まで、詳細にご紹介します。
CONTENTS
- にこ淵へのアクセス方法
- にこ淵に訪れる前の注意事項
- 階段が整備された「にこ淵」
- 宝石のような神秘的な美しさ
- にこ淵を撮影する最適な時間帯
- 全9箇所ある「にこ淵」駐車場
- にこ淵(Nikobuchi)
にこ淵へのアクセス方法
高知市街からの距離は約50kmで、車で約1時間30分かかります。伊野ICからは約60分。国道33号線を西に走り、県道36号線を経由して国道194号線に入ります。国道194号線は仁淀川沿いを通っているので、美しい仁淀ブルーを眺めながらのドライブが楽しめます。また、途中には道の駅「土佐和紙工芸村」があります。
国道194号線をそのまま走ると、「グリーンパークほどの」のゲートと看板のある分岐へ出ますので、「グリーンパークほどの」方面の右側の分岐道へ進みます。ここからは道幅が狭まります。分水電力第一発電所を過ぎてそのまま進むと、「にこ淵」の看板が見つかります。にこ淵に向かう途中、駐車場に近い場所に公衆トイレもあります。
にこ淵に訪れる前の注意事項

にこ淵への降り口からは急な階段になります。体力に自信のない方はご遠慮ください。道中、足元が悪くサンダルやヒールでは危険ですので、汚れても良いスニーカー等でお越しください。にこ淵の岩場はどこも湿っていて苔が生えているため、とても滑りやすくなっています。底の滑らない靴だと尚良いです。マムシなどの毒蛇や蜂などの毒虫もおりますので十分にお気を付けください。
にこ淵は「水神の化身とされる大蛇が棲む所」とされる神聖な場所です。マナーを守り静かにご覧ください。入水や飲食、トイレ等は禁じられています。
階段が整備された「にこ淵」
にこ淵の降り口には案内板が建っています。2020年2月~3月末の間、歩道工事のため立入禁止となっていました。

2020年2月以前はロープを使って崖を下る必要がありましたが、現在は階段が整備されて安全に降りることができます。
周りの景観を損なわない造りになっており、まるで自然の中を冒険しているかのよう。階段になっていますが、急勾配ですのでお気をつけください。
宝石のような神秘的な美しさ
にこ淵の水流はとても涼やかで神秘的な色合いをたたえています。木々の緑と仁淀ブルーが神秘的な光景を作り出し、水神様が宿る場所と言い伝えられているのもうなずけます。
にこ淵へ落下する滝は落差こそ10mほどしかありませんが、水量が多く周囲に轟音を轟かせています。宝石のように美しい滝壺は、太陽光の当たり方によって水の色が時間と共に変化するので、いつまでも眺めていたくなります。
淵の端では透明な水が勢いよく流れる躍動的な風景も見られます。にこ淵の滝壺では「仁淀ブルー」に輝いていた水が、ひとたび流れ始めると透明となって川へ注ぐ様子は不思議で、大自然の神秘を感じさせます。
にこ淵には展望台のようなスペースは設置されていませんので、思い思いの場所で仁淀ブルーを堪能してください。
にこ淵を撮影する最適な時間帯
にこ淵を訪れる写真撮影に適した時間帯は、陽射しが淵全体に降り注ぐ正午前後が最も仁淀ブルーを感じられる時間帯です。PL(偏光)フィルターがあると、より仁淀ブルーが鮮やかに映ります。
にこ淵はいつも神々しい輝きをたたえて訪れる人を魅了しています。一見の価値ある絶景スポットですが、地元の人にとって神聖な場所なので畏敬の念を忘れずに見学したい。心洗われる仁淀ブルーの「にこ淵」を見に、高知へ出掛けてみませんか。
全9箇所ある「にこ淵」駐車場
「にこ淵」専用駐車場は、道路沿いに全9箇所(①〜⑨)整備されています。最も近くで「にこ淵」の降り口から約50mの場所に、最も遠い場所で降り口まで約800mの場所にあります。
※この道路は、地区住民の生活道や木材搬出の道路として利用されています。自家用車や大型トラック、緊急車両などの通行の妨げとなるため、駐車スペース①〜⑨以外には駐車しないでください。
にこ淵(Nikobuchi)
高知県吾川郡いの町清水上分1278
088-893-1211(いの観光協会)
記事の提供元:EIMONS