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保険見直しのタイミングとポイント

2019/5/21

保険見直しのタイミングとポイント

人生で何度かある転換期。誕生、就学、就職、結婚、出産、定年退職、セカンドライフなど、私たちにはさまざまな人生の節目がある。その時に意識したいのが将来にわたる保障だろう。万一のことが生じた時に備えになるのが保険だ。年齢や人生の節目に必要となる保障内容にも変化があるはずだ。そこで、今回は人生に数回ある「保険の見直しタイミング」について考えていきたい。

■なぜ保険の見直しが必要になるのだろう?

保険に一度加入すると、その後は見直しをしなくてもよいと考える人もいるかもしれない。保険の見直しが必要になる理由を考えてみると、大きく分けて2つの理由がある。

まず、生活環境の変化がある。独身時と結婚後、子どもの誕生とその子の就職などで必要な金額や保障が異なる。というのも、これまでと変化が生じる時は将来への備えが変わるタイミングだからだ。独身と既婚者、子どもの有無によって「不安」だと感じる内容が異なるだろう。そういった将来の不安への備えとして保険の見直しが必要になる。

また、保険も時代に適したものに進化している。医学の進歩に伴い、先進医療が行えるケースの増加、数日以上かかった入院治療が日帰り入院・短期入院で済むなど、治療の早期化が進んでいる。そのような時代のニーズに応えた保険商品が開発・販売されているものの、過去に加入した保険にはそういった保障が備わっておらず、いざそういった状況になっても保障対象外と見なされる場合もある。

このような2つの理由から、適宜保険の見直しが必要になるというわけだ。

■保険はいつ見直しをすればよいのか?

保険の見直しと時期について説明したところで、どのような見直しをしたらよいのかを考えてみよう。

まずは保障の見直しだ。現在加入している保険について、保険証書や1年に1回程度保険会社から送られる契約内容確認にかかる書面を見るのがよいだろう。それぞれの保険の契約内容をみて、いつまでいくら保障されるのかをチェックする。

次に、現在の家族構成や今後のライフプランを鑑みて、いつまでにいくらの保障が必要になるのか検討する。保障が不足している場合には新たな保険加入を検討するか、加入時の保険に特約をつけることでカバーできるのかなど、具体的に考えておきたい。

次に伝えたいのは保険料の見直しだ。保険料は加入した年齢や保障内容、特約の有無によって変わるので、必要ない保障は早めに解約するのも一案だ。ただ、どうしても将来への不安に備えたいという思いがある場合には、保険料の支払い方法を見直すのがよいだろう。例えば、年払いをしたほうが保険料は抑えられる場合もあるし、一時払保険を契約し、責任開始時期にまとまった資金を入金してしまうという方法もある。

最後に、契約商品そのものの見直しを検討したい。勧められた時に内容はよく理解していなかったものの良いと言われたから契約した、毎月の保険料が安価だったので手軽だと考えた、そして加入した当時とは状況が異なり保障そのものの変更が必要になるなど個別に具体的なケースがあるだろう。そういった場合は、サポート体制が充実し、長く良好な関係が続くと思われる会社の商品を選ぶのがよいのかもしれない。

■定期的な保険の見直しで安心して健やかな生活を

人生の節目によって必要になる保障や金額も変わってくる。その都度見直しを行い自分にとって本当に必要なものを見極める目が今後は重要になってくる。また、保険を見直すためには保障を減らすことだけを目的とせず、足りないものの追加も行ない、不安に対する備えを行うのがよいだろう。

あなたも長いライフプランの中で現在どの位置にいるのかを確認し、保障内容が適切かどうかを考えてみてはいかがだろうか。

【参照リンク】

四国銀行ほけんプラザ

(提供元:iyomemo

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