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宝くじの当選確率はどのくらい?
宝くじの当選確率はどのくらい? 当たりやすくする秘訣などを徹底解説!
2022/6/10
宝くじの1等が当たる確率はかなり低いといわれていますが、実際にはどのくらいなのでしょうか。そこで今回は、宝くじの当選確率を種類別に解説します。また、当選確率を上げる秘訣や収益金の使い道についても紹介するので、参考にしてみてください。
宝くじの当選確率を種類別に比較!
宝くじは多くの種類が販売されており、発行枚数の違いから当たる確率が異なります。まずは、主な宝くじの1等が当たる確率を紹介します。
宝くじの当選確率を種類別に比較!
ジャンボ宝くじの1等が当たる確率は、「1,000万分の1」です。 2021年(令和3年)6月~2022年(令和4年)3月11日までに発売されたジャンボ宝くじの種類は、以下のとおりです。
- ドリーム
- サマー
- ハロウィン
- 年末
- バレンタイン など
年末以外のジャンボ宝くじは1等の当選金額に違いがありますが、発行枚数は同じです。100,000~199,999番までの10万枚を1組とし、1~100組までの1,000万枚が1ユニットになっています。そのため、1等の当たる確率は「1,000万分の1」になるのです。
年末ジャンボ宝くじの当たる確率は「2,000万分の1」
2021年(令和3年)の年末ジャンボ宝くじの1等7億円が当たる確率は、「2,000万分の1」です。
年末ジャンボ宝くじはほかの宝くじと異なり、10万枚を1組とし1~200組までの2,000万枚が1ユニットになります。
年末ジャンボ宝くじの当たる確率は、ほかの宝くじよりも低くなりますが、当選金額は大幅にアップするのが魅力です。
出典:宝くじ公式サイト
ジャンボミニが当たる確率は「250万分の1」
ジャンボミニの1等が当たる確率は、「250万分の1」です。
2021年(令和3年)に発売されたジャンボミニの種類には、次のようなものがあります。
- ドリーム
- サマー
- ハロウィン
- 年末 など
1,000万枚を1ユニットした1等3,000万円の当選本数は4本のため、当たる確率は「250万分の1」になります。
バレンタインジャンボミニが当たる確率は「200万分の1」
バレンタインジャンボミニの1等が当たる確率は、「200万分の1」です。
2022年(令和4年)に発売されたバレンタインジャンボミニは、1,000万枚を1ユニットにした1等2,000万円の当選本数が5本になっています。当たる確率が「200万分の1」と、ほかのジャンボミニよりも当たりやすい宝くじといえるでしょう。
宝くじの当選確率を例えるなら?
宝くじの当選確率はかなり低いことはわかっても、数字だけではピンとこないのではないでしょうか。そこで、宝くじの当選確率をほかの事象に例えてみました。
東京ドーム363個の中から1人が選ばれる確率
年末ジャンボ宝くじの当たる確率は、東京ドーム363個の中から1人が選ばれるようなものです。東京ドームの収容人数は55,000人で、363個がすべて満員になると1,996万5,000人となります。その中から1人選ばれることが、年末ジャンボ宝くじの当たる確率とほぼ同じになります。
雷に打たれる確率
ジャンボ宝くじの当たる確率は、1年に1度、雷の被害に遭うのとほぼ同じ確率です。
1994年(平成6年)から2003年(平成15年)の間に、約13.8人が落雷の被害に遭っています。日本の人口が1億2,289万8,000人とすると、その確率は約0.00001122%です。ジャンボ宝くじの当たる確率1,000万分の1(0.00001%)は、雷の被害に遭うのとほぼ同じだと考えるとわかりやすいでしょう。
出典:総務省統計局
出典:dinnteco japan
サイコロを振って「1」の目が9回連続で出る確率
ジャンボ宝くじの当たる確率は、サイコロを振って「1」の目が9回連続で出るようなものです。サイコロを1回振って、「1」の目が出る確率は1/6(約16.67%)になります。
それが9回連続で出る確率は約0.000009923%なので、ジャンボ宝くじの当たる確率0.00001%とほぼ同じといえます。
青信号が23回連続で停止せずに通過できる確率
ジャンボ宝くじの当たる確率は、青信号が23回連続するようなものでもあります。例えば車で移動中、青と赤の時間が同じだと考えると、停止せずに通過できる確率は1/2(50%)です。
さらに、23回連続して青で通過できる確率は約0.00001192%となります。ジャンボ宝くじの当選確率とほぼ同じです。
宝くじを高い当選確率にする秘訣!?
当たりにくいといわれている宝くじですが、できれば当たる確率を高くしたいところです。以下に紹介する秘訣により、当選確率がアップする可能性があるので、ぜひ参考にしてみてください。
購入枚数を増やす
宝くじの当たる確率を高くするには、購入枚数を増やす方法もあります。年末ジャンボの当たる確率の「2,000万分の1」とは、1枚購入した場合です。そのため、10枚購入すると「200万分の1」、100枚購入すると「20万分の1」と確率が高くなります。
さらに、当たる確率が高い宝くじで枚数を増やせば、より当たりやすくなるでしょう。1億円以上当たるジャンボ宝くじの場合、年末ジャンボより、サマージャンボやドリームジャンボなどのほうが当たる確率は高くなります。
ジャンボミニは「250万分の1」なので、100枚購入すると「2万分の1」となり、遠くない数字に感じるのではないでしょうか。
よく当たる売り場で買う
宝くじはよく当たる売り場で購入するのも、当選確率を高くする秘訣です。ジャンボ宝くじは、1ユニットにつき1等が1枚あります。売り場によって当たる確率が変わるわけではありませんが、よく当たる売り場は販売枚数が増えるのがポイントです。
人気の売り場は購入する人も多くなり、1ユニット以上売り上げることがあります。1ユニットにつき必ず1等の当選者が1人はいるため、購入した売り場から当たりがでるのは当然です。よく当たる売り場を調べてから、宝くじを購入するようにしましょう。
縁起のいい日を選ぶ
宝くじの当たる確率を高くするためには、縁起のよい日を選ぶのもおすすめです。大安だけでなく、金運のある日を選ぶのがよいでしょう。
例えば「一粒万倍日」は、お金を増やしたい場合に選ばれる日です。一粒の籾が万倍に実り立派な稲穂になるという意味があり、何かをはじめるのによい日といわれています。
また、「天赦日」は日本の暦で最もよいとされる日です。年に数回しかない大開運日のため、宝くじを購入する日にも向いているといえます。
出典:宝くじ公式サイト
宝くじの収益金の使い道
宝くじの収益が、何に使われているのか気になる人もいるでしょう。宝くじは販売総額のうち、当選者に支払う賞金や経費を除いた約40%が収益金です。発売元の全国都道府県と20指定都市に納められて、さまざまな用途に役立てられます。以下では、使い道の例を紹介していきます。
高齢化少子化対策
宝くじの収益金は、高齢化少子化対策に利用されています。例えば、子どもの医療費助成や子育て支援事業、老人福祉施設の運営などです。これから出産を考える人にも、安心して暮らせる街づくりに活用されています。
防災対策
宝くじの収益金は、防災対策にも利用されています。例えば、防災施設の整備や河川改修などです。また、災害に備えた訓練や防災ヘリコプター運営の投資事業にも利用されています。安心・安全な暮らしを送れるような対策に役立てられているのです。
公園整備
宝くじの収益金は、公園整備にも利用されています。例えば、遊具の保守点検や修繕、芝刈りや清掃などの公園維持管理です。公園を快適に利用できるように、整備するための費用となります。
教育および社会福祉施設の建設改修
宝くじの収益金は、教育や社会福祉施設の建設改修にも利用されています。例えば、学校や図書館、博物館などです。
また、老人福祉施設や障がい者支援施設、保護施設などの建設改修に使用し、誰もが暮らしやすくなる街づくりに取り組んでいます。
出典:宝くじ公式サイト
まとめ
なかなか当たらない宝くじも高い当選確率にする秘訣を取り入れることによって、当たる可能性がアップします。これから宝くじを購入する場合は、少しでも当たる可能性を高めるような方法を試してみるのがおすすめです。無理のない範囲で楽しみましょう。
(提供元:CyberKnot)