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小学生が銀行員に!子どもたちが高知の仕事にチャレンジする「ものべおしごと体験博」

2023/4/13

目次

1 四国銀行のお仕事を小学生が体験
2 次から次へと銀行業務を体験!仕事って忙しい!
3 子どもたちに渡されたのは100万円の札束

四国銀行のお仕事を小学生が体験

小学生が銀行員に!子どもたちが高知の仕事にチャレンジする「ものべおしごと体験博」

3月末に高知家の○○取材班がやってきたのは、高知市中心部から東へ車で約30分の場所にある、四国銀行山田支店。

この日「ものべおしごと体験博」というイベントが開催されるということで、小学生が集まっていた。

小学生が銀行員に!子どもたちが高知の仕事にチャレンジする「ものべおしごと体験博」

「ものべおしごと体験博」とは、香美市・南国市・香南市の「物部(ものべ)川エリア」にある仕事を子どもたちに体験してもらい、子どもたちが未来の夢を描くお手伝いをするというもの。

主催しているのは、物部川エリアの観光地域づくりを行っている「一般社団法人物部川DMO協議会」だ。

2022年12月にプレイベントとして高知龍馬空港にて日本航空のお仕事体験が行われ、そして今回、第一回目として四国銀行でのお仕事体験が開催された。

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小学校4年生〜6年生までの10名が集まり、四国銀行の仕事を体験する。

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首元に四国銀行のスカーフをつけて、準備はばっちり。

次から次へと銀行業務を体験!仕事って忙しい!

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まずは、9時の開店とともにお客さまをお出迎え。

最初は声が小さかった小学生銀行員だが、だんだんと慣れていくにつれ大きな声で「いらっしゃいませ!」「ありがとうございました!」と挨拶ができるようになっていく。

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そのほかにも、各種取引に必要な書類や窓口業務について学んだり、

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ATMについて学んだり。

子どもたちにとって普段は触れることの少ない銀行業務について知ることができたら、次は社会人らしく名刺交換。

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名刺には、それぞれ趣味や特技、ハマっていることなどを書いて、自分だけの名刺を作成。

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「◯◯が好きなんですね~」

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「私も子どもの時、◯◯やってましたよ」など会話が弾む。

お互いのことを知ることも、仕事を円滑に進める上では必要なんだと感じたところで、続いてのお仕事は口座開設。

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以前は書面に必要事項を書いて口座開設していたが、今ではタブレットへの入力で開設が可能になっている。

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口座開設にあたって必要なものといえば「ハンコ」。

子どもたちはハンコを持っていないので、消しゴムハンコを作ることに。

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それぞれの名前の一文字やアルファベットを彫っていく。

そして、思い思いのハンコが完成!

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残念ながら、ゴム印は口座開設には使用できないので、この消しゴムハンコを使って口座を開設することは難しい。

だが、自分だけのオリジナルのハンコが完成し、大人への階段をまた一歩登った気分。

子どもたちに渡されたのは100万円の札束

と、ここで大人の気分がさらに味わえる「あるアイテム」が参加者の元に配られる。

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それが、こちらの100枚の壱万円札!

「練習用」と書かれたこちらの紙は、銀行員がお札を数える練習を行う、いわゆる「札勘(さつかん)」のための模擬紙幣だ。

ドキドキしながら紙幣をまとめている帯を抜き、「縦読み」「横読み」といったお金の数え方を教わるが、まだ手の小さな子どもたちは悪戦苦闘。

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熟練の銀行員がデモンストレーションしてくれたが、紙幣がパッと広がる様はまるで魔法のよう。

これには、見学していた大人の方が興味津々だったかもしれない。

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お金の歴史や四国銀行が取り組む森林保全なども勉強し、金融に関する知識が深まったところで、本日のお仕事体験は終了。

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終了後、子どもたちに感想を聞くと、「最初のお客様への挨拶が恥ずかしかった」「ハンコ作りが楽しかった」「身近にある銀行のことを知れてよかった」といった声が聞かれた。

都市部ではお仕事体験ができる施設があったり、イベントとして開催されていたりと子どもたちが仕事体験できる場がたくさんあるが、高知ではまだまだ少ない。

そんな中で、新たな取り組みとして始まった「ものべおしごと体験博」。

物部川エリアという地域密着のアットホームな雰囲気の中で、子どもたちの興味の芽がぐんぐんと育つことが楽しみだ。

物部川DMO協議会

住所:南国市大そね甲1705-5桜ビル2階
TEL:088-802-5050
営業時間:午前8時30分~午後5時30分
https://monobegawa.com/

文/長野春子

(提供元:【高知県公式】高知県情報のまとめサイト「高知家の○○」)

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