マルシ
高知家の○○
全国の強豪と戦う経験を高知の子どもたちに!
香南市発の少年サッカー大会「八咫烏CUP」
2026/10/16

全国の強豪チームと本気で戦う。
高知県香南市で開催される少年サッカー大会「八咫烏CUP」は、県内の子どもたちが全国レベルのプレーに触れ、自分の可能性や新たな目標を見つける機会をつくってきた。
2026年12月に開催される第12回大会に向け、香我美サッカークラブは今年もクラウドファンディングに挑戦している。
目次
高知で全国の強豪チームと戦える!「八咫烏CUP」とは
今年で12回目を迎える「八咫烏CUP」。
NPO法人こうなんスポーツクラブが主催、香我美サッカークラブ(以下、香我美SC)が共催し、全国各地から強豪チームを高知に招いて開催している大会で、子どもたちがサッカーを通して交流し、互いに刺激を受けながらプレーできる場となっている。

写真:第11回大会での香我美SC 対 鹿島アントラーズ(提供:香我美SC)
高知県内でサッカーをしている子どもたちにとって、普段は対戦する機会の少ない強豪チームと試合ができることは、貴重な経験だ。
Jリーグクラブの下部組織に所属する選手たちとの対戦を通して、自分たちのプレーがどこまで通用するのか、全国の選手たちがどのような技術を持ち、どのように試合を組み立てるのかを肌で感じることができる。
世界の強豪と戦った経験を、次の世代へ
八咫烏CUPを開催することになった背景には、香我美SCの経験がある。
西内さん:2014年に、香我美SCは『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』に参加し、ACミランなど海外の強豪チームと対戦する機会を得ました。世界レベルの選手たちと実際に戦うことは、普段の活動では得難い経験です。そうした経験を、限られた選手だけのものにするのではなく、次の世代の子どもたちにも届けたい。そんな思いから、この大会を続けています。

写真:香我美SC 対 ACミラン。2014年『U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ』にて。(提供:香我美SC)
強豪チームを高知に招くことで、県内の子どもたちは地元にいながら全国レベルのプレーに触れられる。そこで得た刺激が、日々の練習や新たな目標につながっていく。

写真:第11回大会決勝戦。柏レイソル 対 川崎フロンターレ(提供:香我美SC)
大会を開催することは、試合の場を用意するだけではない。子どもたちが新たな可能性に気づくきっかけをつくることでもある。

写真:香我美SCの西内慶明代表
西内さん:大会を通じて、「いつか全国で戦いたい」「もっと上手くなりたい」「プロサッカー選手になりたい」といった夢を持つ子どもたちを、みなさんと一緒に応援していきたいと思っています。
熊本地震から10年。被災地の子どもたちを再び高知へ
2026年の第12回大会では、もう一つ注目したい取組みがある。
被災地招待枠として、これまで平成28年熊本地震や西日本豪雨の被災地で活動するチームを招待してきた。

平成28年熊本地震後に招待し、令和8年熊本地震でも大きな被害を受けたチーム「サイレコ・エスペランサ熊本」を、2026年は再び高知に招く予定となっている。
西内さん:災害によって、当たり前だった日常が大きく変わってしまう。そんな中でも子どもたちがサッカーを通じて仲間と過ごし、笑顔になれる時間を届けたい。そんな思いから招待に取り組みました。
サッカーを通じて出会い、同じピッチでプレーする。八咫烏CUPは、勝敗を競うだけでなく、地域を越えて子どもたちが交流する場になっている。

子どもたちの挑戦を、これからも高知で
全国からチームを招き、大会を継続していくには運営面での課題もある。
遠方から参加するチームの交通費や宿泊費など、開催には多くの費用がかかる。
そこで、香我美SCでは第12回大会の開催に向けてクラウドファンディングに取り組んでいる。
目指しているのは、大会を開催することだけではなく、高知の子どもたちが全国の強豪と対戦し、刺激を受け、次の目標へと踏み出せる機会をこれからもつくり続けることだ。
香我美SCのキャプテンを務める長﨑友哉さん(土居小、6年)は、「強豪チームは、迫力が違う」と話す。「技術もプレーの精度も高いチームが相手ですが、声を出して自分たちのプレーをしたい」と意気込む。
そんな長﨑さんの夢は、Jリーガーになること。世界で活躍する日本代表選手の姿も、目標の一つだという。

写真:香我美SC。長﨑友哉さんは後列左から3人目。
全国の強豪との対戦は、自分たちの力を試し、新たな目標を見つけるきっかけにもなる。
高知の子どもたちが地元で挑戦し、自分の可能性に気づく。八咫烏CUPは、そんな機会を届ける大会だ。

第12回八咫烏CUP
開催日:2026年12月12日(土)・13日(日)予定
▼▼▼クラウドファンディングの詳細・支援はこちらから▼▼▼
https://readyfor.jp/projects/176713
文/長野春子
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