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ストレス発散やリフレッシュに

リトリートのやり方は?
効果や目的、実践におすすめの場所もあわせて紹介

2023/10/11

リトリートのやり方は?効果や目的、実践におすすめの場所もあわせて紹介

仕事や日常生活で疲れた身体と心を癒すリトリートが注目されています。普段の生活のなかで溜まったストレスを発散したり、リフレッシュしたりすることが大切です。この記事では、リトリートのやり方や効果を解説しながら、実践におすすめの場所も紹介します。

リトリートとは

リトリートのやり方は?効果や目的、実践におすすめの場所もあわせて紹介

まずは、リトリートの意味や目的、効果について解説します。

リトリートの意味

リトリート(retreat)を日本語に直訳すると、退去、後退、静養先、避難所、黙想という意味があります。語源はリトリートメント(retreatment)という単語で、転地療養や回復という意味です。

仕事や日常生活で疲れた身体と心を癒す過ごし方が、リトリートと言われています。観光を満喫するような旅行ではなく、適度な運動や自然に触れる事で、身体や心を労わる時間を作るイメージです。

リトリートの目的

リトリートの目的は身体的と精神的なものがあります。身体的には、仕事や日常生活での疲れによる肉体疲労を解消するための休息です。仕事で体力を消耗したり長時間同じ体勢でデスクワークをしたりすると、いつの間にか肉体疲労が蓄積されます。

精神的には、責任や緊張などによって張り詰めた心をゆるめたり、落ち着いて自分の感情や思考に向き合ったりすることです。精神的なストレスはすぐに不調が出なくても、長期間にわたって蓄積すると身体や心の調子を崩してしまいます。リトリートを実践して心身ともに休めながら、疲労やストレスを解消することが大切です。

リトリートの効果

リトリートは疲労回復やストレス解消に効果的ですが、それ以外にもメリットがあります。

疲労回復やストレス解消によって、仕事のパフォーマンスや日常生活の満足度が上がりやすくなります。そして、身体や心の状態を感じることで気持ちや思考と向き合い、悩みや不安、将来の目標などを落ち着いて考えられます。普段は自分と向き合う時間が作れずに日々が過ぎてしまう人にとって、ゆっくり自分と向き合えるのはリトリートのメリットです。

リトリートのやり方

リトリートのやり方は?効果や目的、実践におすすめの場所もあわせて紹介

適度な運動をしたり自然のなかでゆっくり過ごしたりと、リトリートにはさまざまな実践方法があります。

リトリートの過ごし方

まずは、リトリートの過ごし方について解説します。

心身を整え癒す

リトリートには、ヨガなどで適度に身体を動かしたり、瞑想しながら心を整えたりする過ごし方があります。また、スパで汗をかくことやエステで身体のメンテナンスをすることも効果的です。身体に優しい食事や有機栽培の野菜を多めに使った料理など、内側から整えるリトリートもあります。

自然のなかでリフレッシュする

海をゆっくり眺めたり、森林浴などキレイな空気のなかで深呼吸したりすることがリフレッシュになります。普段の仕事や日常生活でビルに囲まれ電子機器が多い環境では、心身の疲れが解消されにくいです。海や山、河川、湖など自然に囲まれ、自然が織りなす音や香りを全身で感じてリフレッシュするのもリトリートになります。

リトリートを楽しむポイント

リトリートを最大限に楽しむためには、無理なスケジュールを立てないようにしましょう。仕事を詰め込んだり、リトリート先での細かい予定を埋め過ぎたりすると、逆効果になってしまうこともあります。

また、リトリート中に仕事のことを思い出したり、ストレスになる原因を持ち込んだりしないことが大切です。リトリート中は一旦仕事のことを忘れ、荷物を最低限必要なものだけにしておくと、リトリートをより一層楽しめるでしょう。

リトリートのおすすめの場所を紹介

リトリートのやり方は?効果や目的、実践におすすめの場所もあわせて紹介

ここからは、四国4県でリトリートするおすすめの場所を紹介します。

高知県

高知県では、四万十川や龍河洞での自然体験がおすすめです。

四万十川

高知県の西部を流れる1級河川である四万十川は、四国内で最長の川です。カヌーでの川下り、川沿いや橋を走るサイクリングができます。適度な運動をしながら風を感じて、自然の風景に癒されるでしょう。

龍河洞

国指定史蹟天然記念物の龍河洞も、リトリートにおすすめです。洞窟内を冒険できるアトラクションがあり、日常から離れた暗闇と静寂のなかでの冒険体験が味わえます。非日常の世界に飛び込んで自然の壮大さや全身を使って進んでいく冒険体験で、気分転換になるでしょう。

愛媛県

愛媛県では、道後温泉と松山城がおすすめです。

道後温泉

道後温泉は日本書紀にも登場する日本最古の温泉で、周辺は商店街でにぎわっています。温泉の効能で身体を休めながら、湯上りは畳の休憩室でゆっくり過ごせる場所です。周辺にはホテルや旅館が多数あるため、リゾート気分で温泉を満喫できるリトリートになるでしょう。

松山城

愛媛県松山市の中心部である城山の山頂に本丸があり、景色を眺めながら歴史に触れられます。現存十二天守の1つで城内には21棟の重要文化財があり、日本の歴史的風土を感じられる場所です。天守からの展望を眺めながら歴史に思いを馳せ、また自身と向き合うのもよいでしょう。

香川県

香川県では、金刀比羅宮と小豆島がおすすめです。

金刀比羅宮

金刀比羅宮は香川県琴平町の象頭山に鎮座する神社で、大物主神と崇徳天皇が御本宮の御祭神になります。門前町から御本宮までの785段の石段やこんぴら狗が有名です。神社へお参りをすると、心身ともに清らかな気持ちでリフレッシュできるでしょう。

小豆島

小豆島は瀬戸内海にある離島で、昔ながらの風景と自然が調和した島です。漁業が盛んであるため、新鮮な海産物を楽しめます。小豆島にはフェリーで渡るため、移動時間にも非日常への入り口を体験できるでしょう。島内の移動は主にバスとなりますので、読書をしたり音楽を聴いたり待ち時間を有意義に過ごすのもリトリートになります。

徳島県

徳島県では、山城小歩危と大毛海岸がおすすめです。

山城小歩危

徳島県三好市山城町にある、吉野川周辺の渓谷です。荒々しい大理石の光景や、急流を下るラフティングが楽しめます。春は桜が咲き、夏は新緑となり秋は紅葉といった、季節ごとの景観が魅力です。山や川に囲まれた場所でリフレッシュできるでしょう。

大毛海岸

大毛海岸は徳島県鳴門市の大毛島で、瀬戸内海に面する海岸です。鳴門海峡や淡路島を見渡せるビーチがあります。海水浴の季節にはシュノーケリングが楽しめるため、キレイな熱帯魚やサンゴ礁に癒されるでしょう。

まとめ

リトリートには仕事や日常生活から離れて疲れを癒したりストレスを発散したり、さまざまなメリットがあります。自分の好みや体験したい内容で、やり方や場所は自由に選べるのもリトリートが人気の理由です。リトリートのやり方やおすすめの場所の参考にしてみてください。

著者/岩崎 祐二

(提供元:Mattrz四国アライアンス

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