TOP ライフ 横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

ライフ ライフ

EIMONS presents

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

2025/11/11

EIMONS presents

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

横倉山のふもとに佇む「横倉山自然の森博物館」は、植物や化石、地質、歴史・文化など、横倉山の豊かな自然と人との関わりを学び、楽しめるミュージアム。四国カルストや仁淀ブルーの自然に魅せられた方は、ぜひ一度立ち寄ってみてほしいスポットです。

CONTENTS

黄金色に染まるメタセコイア並木

横倉山に溶け込む建築美

46億年の進化をたどる 生命の壮大な物語

牧野富太郎博士の展示コーナー

家族で楽しめる 自然と学びのミュージアムも

映画「竜とそばかすの姫」の舞台を体感

横倉山自然の森博物館

黄金色に染まるメタセコイア並木

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

横倉山自然の森博物館の入口へと続く道は、秋になると黄金色に染まるメタセコイア並木が幻想的な風景をつくり出します。

まっすぐに伸びる木々のトンネルの先に見えてくるのは、建築家・安藤忠雄氏によるミニマルで力強いコンクリート建築です。

横倉山に溶け込む建築美

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

横倉山自然の森博物館の建築を手がけたのは、世界的建築家・安藤忠雄氏。無機質でありながら有機的な存在感を放つ打ち放しコンクリートの建築は、周囲の豊かな自然と静かに対話するように佇んでいます。

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

直線的な構造美と大胆な光の取り入れ方が印象的な建築。館内に足を踏み入れると、大きな開口部から広がる空や木々の風景が、一枚の絵画のように美しく、訪れる人々に四季の移ろいをやさしく伝えてくれます。

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

秋には、黄金色に染まるメタセコイア並木が、建築のフレーム越しに劇的なコントラストを描き、まるで自然と建築が一体となったアートのような世界が広がります。

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

柔らかな自然光が差し込む空間と、周囲の自然との調和を意識した設計が、訪れる人を静かに包み込みます。

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

季節のうつろいと共に表情を変えるアプローチは、ここを訪れる最初の感動体験に。自然と建築、そして光の美しさに魅了されるひとときをぜひ。

46億年の進化をたどる生命の壮大な物語

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

館内には、横倉山に広がるアカガシの原生林や、そこで生きる植物・動物の生態を再現したジオラマ展示があります。さらに、約4億年前のサンゴ礁の化石や地層から、日本列島や横倉山がどのようにできたのかを楽しく学べるコーナーも。自然と地球の歴史がつながる、発見いっぱいの展示です。

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

トリケラトプスの大きな頭骨標本に始まり、アンモナイトや中生代の魚の化石、隕石や岩石標本などを通して、地球誕生から今日までの"いのち"の進化を感じられます。

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

遥か昔の海や山の成り立ち、そして生命誕生の瞬間を、目の前の化石や鉱物が静かに物語ります。自然のスケールの大きさと、そこに確かにあった命の鼓動に、思わず時間を忘れて見入ってしまいます。

牧野富太郎博士の展示コーナー

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

館内には、連続テレビ小説「らんまん」の主人公モデルとして知られる植物学者・牧野富太郎博士のコーナーも。横倉山を愛し、数多くの植物を記録・命名した博士の功績や、実際のスケッチ、解説資料などが展示されています。

家族で楽しめる自然と学びのミュージアム

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

横倉山の魅力だけでなく、越知町全体に広がる地質の不思議を体感できるコーナー。本物の化石や隕石にふれられる体験型の展示には、子どもから大人まで夢中に。

クイズや観察のヒントも満載で、学びのきっかけが館内のあちこちにちりばめられています。自然や地球の歴史がぐっと身近になる、知的好奇心くすぐる空間です。

映画「竜とそばかすの姫」の舞台を体感

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

映画「竜とそばかすの姫」の舞台モデルとなった、浅尾沈下橋や鎌井田集落。そのリアルな風景と映画の世界観をつなぐ特別展示が、横倉山自然の森博物館に。

主人公すずが出会う「竜」の等身大モニュメント(海洋堂制作)や、映画の世界を彩るビジュアルパネルが並びます。

仁淀川流域の美しさと、作品が描いた幻想的な世界の両方を感じられる空間で、映画の余韻にもう一度浸ってみては。

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

自然の静寂に包まれた横倉山のふもとで、地質・植物・歴史・建築が静かに語りかけてくる場所、それが「横倉山自然の森博物館」です。

季節によって表情を変える森の景色と、安藤忠雄氏による洗練された建築空間が織りなす時間の中で、自然と人のつながり、そしてこの地の記憶にゆっくりと触れてみてください。

訪れるたびに新たな発見があり、何度でも足を運びたくなる ---- そんな魅力が、この場所には静かに息づいています。

横倉山自然の森博物館

横倉山自然の森博物館|メタセコイアと安藤建築。森に佇むアートのような博物館

高知県高岡郡越知町越知丙737-12

料金:大人500円 高校生・大学生400円 小・中学生200円 / 20名以上の団体は100円引き
9:00~17:00
月曜定休(祝日の場合翌平日)
0889-26-1060
公式HP 横倉山自然の森博物館

記事の提供元:EIMONS

【おすすめ記事】

▼最新の四銀ルーム記事をアプリから!▼

 ダウンロードはこちら

Google Play画像
App Store画像
 

シェアこの記事をシェアする

  • Facebook
  • Twitter
  • LINE