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ラジオでは無礼講!高知で活躍する経営者と大学生の"ガチトーク"新番組が始まった

2023/10/17

RKC高知放送のラジオで2023年10月から新しい番組が始まった。ラジオ番組の名前は「工科大生と経営者のガチトーク」。高知でこういった大学生と経営者のトークをメインとしたラジオ番組はおそらく初めての取り組みとのこと。
さらに、この番組はゲストの調整からアポ取り、打ち合わせから出演まで高知工科大学の学生が主体となって作りあげる珍しい番組なのだ。この新しいラジオ番組の初めての収録現場に潜入した。

目次

1 緊張の初収録!ゲストは四国銀行の小林頭取
2 ラジオ番組の制作に取り組む学生にインタビュー

緊張の初収録!ゲストは四国銀行の小林頭取

ラジオでは無礼講!高知で活躍する経営者と大学生の

9月某日、RKCラジオの収録室。

収録を行うブースでは、直前の打ち合わせが行われていた。

ラジオでは無礼講!高知で活躍する経営者と大学生の

ゲストの四国銀行小林達司頭取を前にして、初めてのラジオ収録の緊張感がだんだんと高まる。

ラジオでは無礼講!高知で活躍する経営者と大学生の

いよいよ、収録スタート!

緊張からか何度か言葉がつまってしまう場面もあったが、収録を見守る仲間から「もう少し歯切れ良く」や「語尾まで自信を持って喋ろう」などとアドバイスが届く。

収録が進むにつれ緊張が解け、小林頭取との会話も弾むように。

小林頭取には、学生からいくつか質問が投げられたが、特に印象的だったのは小林頭取の学生時代に関するもの。

アルバイトや趣味に没頭した学生時代の、今ではできないかも(?)というぶっちゃけ話には思わずクスッと笑ってしまった。また四国銀行に入行した1980年代、外国為替担当としてバリバリ働いていた頃の話なども聞き応えのある内容だった。

銀行の頭取というとかしこまった場で話されることが多く、これほどまでに人柄の見えるトークを聴けるのはかなりレア。

学生が準備した突っ込んだ質問が、そうさせたのかもしれない。

最後は、小林頭取からの「好奇心や向上心を持って、失敗を恐れず本気でチャレンジしてほしい。本気でチャレンジするからこそ見えてくるものがある。それを感じ、考え、進化し続ける学生になっていってほしいですね」という学生への熱いエールで締め括られた。

ラジオでは無礼講!高知で活躍する経営者と大学生の

この日収録した内容は、下記日程でRKCラジオで前編・後編に分けて放送予定だ。

【工科大生と経営者のガチトーク】
前編:10月19日(木)午後6時〜午後6時15分
後編:10月26日(木)午後6時〜午後6時15分

※radikoからも視聴可能

ラジオ番組の制作に取り組む学生にインタビュー

このラジオ番組の制作に取り組んでいるのは、高知工科大学の経済・マネジメント学群の学生だ。

ラジオでは無礼講!高知で活躍する経営者と大学生の

写真左から、神野智絵実さん(3年)、岡田楓華さん(2年)、三村和詩さん(3年)

-ラジオ番組の制作に取り組むことになったきっかけを教えてください。

三村さん:ラジオ番組の制作に取り組みたい人を募集するお知らせがあって、応募しました。元々、広島カープのファンでナイター中継などをラジオで聴いていたので、ラジオが身近な存在だったということもあると思います。

神野さん:かつては好きなラジオ番組の公開収録に参加するほどラジオが好きでした。今回の取り組みは、ラジオって面白いと思ってもらえるチャンスだなと思い参加しました。

岡田さん:私は二人とは違って、ラジオというメディアにそれほど触れてこなかったのですが、このような経験はなかなかできるものではないなと思って参加しました。

ラジオでは無礼講!高知で活躍する経営者と大学生の

-実際に制作にあたってみて、いかがでしたか?

三村さん:正直、始める前は簡単そうだなと思っていました。ですが、アポ取りから打ち合わせ、番組で話す内容や話し方などすべてにおいて難しさがあり、すぐに当初の考えを改めました。笑

神野さん:まず最初に、全員で「電話応対コンクール」に参加しました。企画の打ち合わせなどで、企業の担当者との方とやりとりは必須です。そのため、社会人としての基礎力を高めるためにこうしたコンクールに参加しました。

岡田さん:2月くらいからこうした準備をはじめ、そこから約半年ほどは授業やテスト、部活、アルバイトとのやりくりが大変でした。

神野さん:企業さんにアプローチするのも難しかったです。今回、ラジオに出演いただくのは経営者の方々です。お忙しい方々とのスケジュール調整はただでさえ難しい上に、企画説明やコミュニケーションがうまくできていないと感じることもありました。その時は「どうしよう...」という気持ちと「何がダメだったんだろう」という気持ちで、どんよりとしたムードが漂うこともありました。

-そんな困難を乗り越え初収録を行いましたが、いかがでしたか?

岡田さん:収録ブースに入った瞬間に緊張のピークがきました。ですが、小林頭取が和気藹々と話してくださって、緊張がほぐれていきました。

神野さん:1ヶ月ほど前から、収録日に向けて気合いを入れていました。笑 当日は、好きなラジオ番組を聴きながら、ギリギリまで会話のコツなどを研究して、会話のキャッチボールができるよう工夫しました。

-今後はどのような活動を予定していますか?

三村さん:今回のラジオ番組は、3ヶ月間の放送となっています。今後は大学の同好会として、活動を継続させていけたらなと考えています。ラジオ番組を作ることはもちろんメインなのですが、それだけではなく企業の方々とビジネスの場で接する貴重な機会も多いので、参加する学生にとっては社会人スキルを磨くチャンスだと考えています。

高知工科大生が一から作る「工科大生と経営者のガチトーク」。

その番組名に違わず、ガチの突っ込んだ質問もあり、高知で活躍する経営者の知らなかった一面を知ることができるラジオ番組だ。

工科大生と経営者のガチトーク

放送日時:毎週木曜日、午後6時から午後6時15分
https://www.rkc-kochi.co.jp/radio/gachitalk

文/長野春子

(提供元:【高知県公式】高知県情報のまとめサイト「高知家の○○」)

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