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知っておきたい!金利の基本を図解付きで解説
金利年何%とはどういう意味?計算方法や仕組みを分かりやすく解説
2026/7/13

銀行にお金を預けるときや、住宅ローン・マイカーローンなどでお金を借りるときに、よく目にするのが「金利年○%」という表記です。
しかし、「そもそもの意味や仕組み、計算方法などが分からない」という方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「金利年○%」という表記がどんな意味なのか、仕組みや計算方法を分かりやすく解説します。
金利とは?

金利とは、お金を預けたり借りたりした金額に対して、利息がいくら上乗せされるかを示すものです。
銀行にお金を預けるということは、見方を変えると、私たちが銀行にお金を貸しているようなものです。
銀行はそのお金を運用するため、預けた人に対して、お礼としてお金を預金額に上乗せして返します。この上乗せの割合が金利です。

一方、住宅ローンやマイカーローンなどで銀行からお金を借りる場合は、銀行のお金を一定期間使わせてもらうことになります。
そのため、返すときには、借りた金額に加えて、使わせてもらった手数料のようなものが上乗せされます。この上乗せの割合が金利です。

「金利」を理解するために知っておきたい言葉の意味
金利について理解するためには、まず「元本」「利息」「利率」の言葉の意味を押さえておきましょう。

「金利年○%」とはどういう意味?

「金利年○%」とは、「1年間で元本の○%分の利息が発生する」という意味です。
たとえば、100万円を金利年5%で銀行に1年間預ける、または借りる場合、利息は5万円です。
預けた金額または返済額は、1年後に次表のように利息分が追加され105万円となります。

途中で元本が増えたり減ったりした場合はどうなる?
銀行にお金を預けている場合、追加したり、一部を引き出したりすることがあります。
また、ローンであれば追加で借りたり、予定よりも多めに返済したりすることもあるでしょう。
「金利年○%」は、あくまで「1年間で預けた・借りた元本に対して○%の利息が発生する」という意味であり、途中で元本が増えたり減ったりすると、利息の計算方法は次の2つの条件によって変わります。
- 利息がいつ付くのか(1年経過したら付くのか、日割りで付くのかなど)
- 利息が元本に含まれるか(単利か複利か ※単利・複利については「金利の計算方法」で詳しく解説します。)
これらは利用する金融機関やローンの契約内容によって具体的な計算方法が異なります。
まずは、どのような計算方法で利息を算出するのかを確認しましょう。
金利の計算方法

金利の計算方法には、大きく分けて「単利」と「複利」の2種類があります。
どちらの方法で計算するかによって、最終的に受取る・支払う利息の金額が変わります。
単利の場合
単利とは、元本に対してのみ利息が付く計算方法です。
過去に発生した利息を元本に含めず、常に最初の元本をもとに利息を計算します。

例)200万円を定期預金に5年間預けた場合(金利年0.3%)

200万円を金利年0.3%の定期預金に5年間預けた場合、1年あたりの利息は「200万円×0.3%=6,000円」です。
毎年同じ元本200万円に対して利息が計算されるため、5年間の利息合計は3万円、5年後の預金額合計は203万円になります。
例)車の購入のために200万円を5年払いで借りた場合(金利年5%)

金利年5%、5年払い(60カ月)で200万円を借りた場合、5年間の利息総額は「200万円×5%×5年=50万円」です。
返済総額は元本200万円+利息50万円=250万円となり、それを5年間で返済するため、年間の返済額は50万円になります。
次図のように、毎年50万円(元本40万円+利息10万円)を返済していくイメージです。

なお、途中でまとまった金額を繰上返済した場合は、その時点で残った元本をもとに利息が再計算されます。
たとえば、2年目の末に50万円を繰上返済すると、3年目以降の年間利息は次図のように年10万円から3万5,000円に減ります。

複利の場合
複利とは、それまでについた利息も元本に含めて次の利息を計算する考え方です。

「利息にさらに利息が付く」仕組みのため、預入れ・借入れの期間が長くなるほど、単利よりも利息が増えやすくなります。
たとえば、金利年0.3%で10万円を預けると、1年後に付く利息は「10万円×0.3%×1年=300円」です。
複利では、この300円の利息が元本に組み入れられるため、2年目は「10万300円」に対して利息が計算されます。
その結果、2年目の利息は「10万300円×0.3%×1年=300.9円」となり、1年目よりも少しだけ利息が増えます。
2年目、3年目も同様に次図のように利息が年々増えていくのが複利です。

例)200万円を複利型の定期預金に5年間預けた場合(金利年0.3%)

金利年0.3%の複利型定期預金に200万円を5年間預けた場合、1年目の利息6,000円が元本に加算され、2年目は200万6,000円に対して利息が計算されます。
以降、次図のように利息額が少しずつ増えていきます。

実際の金利の利息計算方法は商品によって異なる

ここまで紹介した金利の利息計算方法は、金利の仕組みを理解するために単純化したものであり、実際の利息計算方法は利用する金融商品やサービスの契約内容によって異なります。
たとえば、同じ「金利年5%」でも、以下のような条件によって実際に受取る・支払う利息は変わります。
- 単利か複利か
- 固定金利か変動金利か
- 日割り計算の基準
- 預入期間や返済方法
- 利息に対する税金
実際にどれくらいの利息がつくのかを計算したい場合には、金融機関の窓口や、金融機関が提供するシミュレーターなどで確認するとよいでしょう。
まとめ

「金利年○%」とは、元本に対して1年間でどれくらいの利息が付くのかを示す割合のことです。
ただし、実際に受取る・支払う利息は、単利・複利、固定金利・変動金利、日割り計算の方法、税金、ローンの返済方法などによって変わります。
預金やローンを選ぶ際は、金利の数字だけで判断せず、商品説明やシミュレーションを確認し、実際の受取額や返済額を把握しておきましょう。
(提供元:株式会社トビバコ
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