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お金を貯めることは楽しい!楽しすぎる貯金の方法とは?

2022/10/17

お金を貯めることは楽しい!楽しすぎる貯金の方法とは?

貯金と聞くと、「色々なものを我慢してすること」、「ストイックにするもの」という固定観念を持ってしまう方もいるはずです。しかし、自分に合った方法を実践すれば、貯金が今までよりも楽しくなります。今回は、「目標を決める」、「達成感を味わうために貯金をする」など、貯金を楽しく実践するためのポイントを紹介します。

目次

■「貯金」は楽しくてワクワクすること!
 ・残高を見て達成感を味わう
 ・安心感を得る
 ・目標の到達度を見て喜びを覚える
■楽しんで貯金するためのポイント:準備編
 ・貯金の目標金額を決める
 ・貯金は欲しいモノの購入・やりたいことを後押ししてくれる
 ・自分の性格を把握しておく
 ・貯金箱のデザインにこだわってみる
■楽しんで貯金するためのポイント:実践編
 ・ボーナスの時期に合わせてお金が貯まる楽しみを感じる
 ・「つもり貯金」に挑戦してみよう
 ・歩いた分だけお金を貯める「歩数貯金」
 ・無駄遣い防止効果もある「365日塗り絵貯金」
 ・旅行資金を貯めるなら「旅行積立」
 ・家族に協力してもらう「ペナルティ貯金」
 ・定番の500円貯金・おつり貯金
■銀行に預けて貯金するとお金はどのように増えていく?
 ・預けたお金に利息がついて貯まっていく
 ・貯金の用途に合った管理が可能
 ・老後資金の備えとしては「個人型確定拠出年金」もおすすめ

「貯金」は楽しくてワクワクすること!

「我慢」や「切り詰め」というイメージのある貯金。しかし、なかには貯金に楽しみを見出してモチベーションを保っている方もいます。貯金の楽しみ方は人それぞれですが、とくに多く見られるのは以下のような楽しみ方です。

残高を見て達成感を味わう

貯金は仕事や勉強とは異なり、成果がすぐにわかるため、達成感が湧きやすいといえます。お金が少しずつでも貯まると、通帳の残高が増えていく達成感を味わえます。「自分でもこれだけ貯められた」という自信が出て、「もっと頑張ろう」、「次はこれだけ貯めよう」というモチベーションにもなるでしょう。

安心感を得る

思わぬケガや病気、引っ越しなどでいつお金が必要になるかわからないものです。いつでも、ある程度まとまった貯金があれば、大きな安心感が生まれます。安心感があれば、生活を楽しむ余裕にもつながります。

目標の到達度を見て喜びを覚える

「欲しいものを買いたい」、「旅行にいきたい」など、具体的な目標を立てて貯金をしている方は少なくありません。貯金した先にある楽しみや自分へのご褒美は、大きなモチベーションになります。挫折しそうになっても、最終的な目標が支えになって貯金が長く続けられることにもなります。貯金をして欲しいものを買った後の生活や旅行している自分を具体的にイメージして、楽しみを見出すことが大切です。

楽しんで貯金するためのポイント:準備編

ここでは、楽しんで貯金をするために必要な準備を紹介します。これから貯金をはじめようというときに、参考にしてみてください。

貯金の目標金額を決める

最初に、貯金の目標金額を決めます。小さな目標でも大きな目標でもかまいません。貯金初心者の方、貯金が得意でないという方は、ハードルを高くし過ぎず、低めの目標からチャレンジするのがおすすめです。

ただし、目標自体はできるだけ具体的に決めましょう。目標が曖昧だと貯金の進捗が芳しくなくても気にしなくなり、モチベーションが続きにくくなります。「セールに向けて◯◯日までにいくら貯める」や「旅行資金として◯日までに◯万円を貯める」というプランを紙やメモアプリなどに書き出して、自分のなかの目標を言語化しておきましょう。これに沿って貯金を実践することが大切です。とくに、車やマンションなど大きな買い物に備えた貯金をする際は、「貯金期間と目標金額」を明確にしておくことが不可欠です。

貯金は欲しいモノの購入・やりたいことを後押ししてくれる

貯金はいざというときの備えとしてだけでなく、欲しいものを購入したり、やりたいことに挑戦したりすることを後押ししてくれます。
たとえば欲しいものを購入するか否か迷っているとき、「あと〇万円貯金できたら買う」という決心がつきやすくなります。「あと〇万円増やせたら、前からいきたかった旅行をする」、「最新の家電に買い替える」など、貯金をすることで背中を押してもらえることができるのです。同時に欲しいものや、やりたいことを決めることで、貯金をするモチベーションも維持できます。

自分の性格を把握しておく

貯金の正解は1つではありません。1つの方法でうまくいかなかったからといって、諦めてしまう必要はありません。大切なのは、自分の性格や家計管理の傾向を把握して、それに沿った貯金方法を実践することです。
たとえば、「家計管理があまり得意ではない」という方は、先取貯金がおすすめです。毎月貯金する金額を決め、積立用の口座へ自動振替しておけば手間をかけずに貯金ができます。あとは、残ったお金でやりくりするだけです。「お給料が入ったらまず生活費や雑費に使って、余った分を貯金に回す」という方法は、貯金初心者にはおすすめできません。

貯金箱のデザインにこだわってみる

500円貯金や小銭貯金など、昔ながらの貯金方法にチャレンジする方も少なくありません。アナログな貯金方法を実践するのであれば、貯金箱のデザインにこだわってみるのも手です。インテリアとしても使えそうなもの、スケルトン仕様で貯金の進捗が一目でわかるものなど、自分の好みに合わせて選びましょう。また、「かさばらない大きさか」、「簡単に開けられない仕様か」など機能性にこだわることも重要です。

楽しんで貯金するためのポイント:実践編

以下では、実際に楽しく貯金をするためのポイントや、具体的なアイデアをいくつか紹介します。自身に合った貯金方法を選んで、少しずつ実践してみてください。

ボーナスの時期に合わせてお金が貯まる楽しみを感じる

賞与の支給など、一度に大きな収入が入ったときは貯金のチャンスです。必要なものにボーナスを使うことももちろん大切ですが、残ったお金はできる限り貯金へ回しましょう。大きなお金が通帳残高に記載されていれば、それだけでお金を貯められている実感が湧き、モチベーションもアップします。結果的に、「もっと貯めたい」、「どんどんお金を増やしたい」という気持ちをさらに強く持つことができます。くわえて、挫折しそうなときの支えにもなってくれるでしょう。

「つもり貯金」に挑戦してみよう

「つもり貯金」は、すぐに実践できる貯金方法の1つです。食べたつもり、買ったつもりなどの「つもり」を、そのまま貯金していく方法です。「コーヒーを買ったつもり」で缶コーヒーに使う小銭を貯金したり、「外食したつもり」で外食に使うお金を貯金したりと、つもり貯金を実践することでコツコツお金を貯めることができます。また、普段の何気ない出費の多さにも気づけるはずです。「毎日こんなにお金を使っていたのか」という気づきになり、節約意識の高まりにもつながります。

歩いた分だけお金を貯める「歩数貯金」

「歩数貯金」とは、1日の目標歩数を決めて、達成したらその歩数の金額を貯金するという方法です。1日1万歩を歩いたら1,000円、5,000歩だったら500円...というように、自分で歩数と金額のルールを決めて実践しましょう。とくに時間にゆとりのある休日は、歩数貯金をするチャンスです。お金を貯められるうえ、日頃の運動不足も解消できます。

無駄遣い防止効果もある「365日塗り絵貯金」

1~365の数字が印刷された塗り絵を使って、貯金していく方法です。
たとえば、「210」の数字を塗りつぶしたら、実際に210円を貯金します。1日1パーツずつ塗りつぶしていくことでお金が少しずつ貯まり、塗り絵が徐々にカラフルになっていく様子も楽しめます。1年間続けることで、金額にして66,795円貯められます。お財布の小銭を確認する習慣も身につくので、無駄遣い防止にも役立ちます。さまざまな図柄の塗り絵があり、ネットで無料のダウンロードで入手できる塗り絵もあるので、はじめることは簡単です。

旅行資金を貯めるなら「旅行積立」

旅行が好きで、「次の旅行資金を貯めたい」という方におすすめなのが旅行積立サービスです。これは旅行会社や航空会社が提供しているサービスで、ツアー費用や航空券代などの名目でお金を貯められます。

家族に協力してもらう「ペナルティ貯金」

ペナルティ貯金とは、その名のとおり目標やルールを守れなかったときに貯金箱へお金を入れていく貯金方法です。「寝坊を1回するごとに100円」、「スイーツを余分に買ったら100円」というように、ルールと金額を決めて実践します。これは1人でやるよりも、一緒に暮らす家族やパートナーに協力してもらうとよいでしょう。1人だとついサボリがちでも、家族やパートナーなどの協力者がいればコツコツとお金を貯められます。目標とペナルティ貯金をする旨をあらかじめ宣言して、貯金をはじめましょう。

定番の500円貯金・おつり貯金

500円玉を貯める「500円貯金」、もらったおつりを貯めるといった「おつり貯金」は、定番の貯金方法です。
シンプルですが、「お金が貯まっている」という実感が得られやすい方法です。貯金箱の重みが少しずつ増していったり、お金を入れたときの音が大きくなったりすると、モチベーションアップにつながります。おつりで500円玉が出るように出すお金を計算するなど、ちょっとしたゲーム感覚で挑戦できることも500円貯金の楽しみ方の1つです。モチベーションを維持する自信がない方には、スケルトンタイプの貯金箱をおすすめします。どれだけ貯まったかが一目でわかるので、挫折しそうになっても踏みとどまることができます。

おつり貯金は、コインケースに残った硬貨を貯金箱に入れていくだけの方法です。全部入れても、一部だけ貯金に回してもルールは自由です。一度に入れるお金は少なくても、毎日コツコツと続けていければ、目標の金額に達します。とくに、「一度に大きな金額を貯める自信がない」という方は500円貯金やおつり貯金など、手軽にはじめられる貯金方法からスタートするのがおすすめです。

銀行に預けて貯金するとお金はどのように増えていくの?

貯金は、貯金箱を使って手元に管理する方法と、貯蓄用口座を使って貯める方法を両立させることが大事です。とくに銀行を利用する貯金方法には、預金箱を使うアナログな貯金方法にはない以下のようなメリットがあります。

預けたお金に利息がついて貯まっていく

銀行を利用して貯金をすると、利息がつきます。定期預金のほうが、普通預金よりも利率が高く設定されているので、お金を貯めるなら定期預金にしてみるのもよいでしょう。定期預金の満期には口座に貯めていたお金にくわえて、利息も受け取れるということです。設定されている利率は、時期や銀行によって異なるため、できる限り利率の高い銀行の定期預金口座を選ぶとよいでしょう。

貯金の用途に合った管理が可能

「旅行資金」、「マイホーム資金」、「いざというときの備え」など、用途に合わせてお金を貯めることができます。銀行へのお金を預ける期間やいくら預けるか金額を自分で設定することが可能です。「満期には総額でどれくらい貯まっているのか」、「毎月どれだけ貯めれば目標に届くのか」というプランニングがしやすいのも、銀行に預けてお金を貯める魅力といえます。

老後資金の備えとしては「個人型確定拠出年金」もおすすめ

老後の備えとして貯金をするのであれば、「個人型確定拠出年金(iDeCo:イデコ)」を活用することもおすすめします。iDeCoの定期預金は従来の積立定期預金と同じく、毎月一定額を口座へ自動入金してお金を貯められます。くわえてiDeCoの定期預金には節税効果があり、掛け金の全額が所得控除の対象となります。その年の所得税は「掛け金×所得税率」、住民税は「掛け金×住民税率」の式に則って安くなるのです。

たとえば、iDeCoの掛け金を毎月1万円と設定しているのであれば、「1年で12万円×所得税率」の金額が節税できます。従来の定期預金として活用できるほか、加入期間中は毎年節税効果を得られるのです。ただし、iDeCoは私的年金の1つです。60歳になるまでお金を引き出すことができないため、注意しましょう。

貯金があると将来の不安が軽くなるだけでなく、「もっと貯めたい」という向上心にもつながります。とはいえ、「自分に合った貯金方法がわからない」、「他の人とお金の話をするのは何となく気が引ける」という方もいるはずです。そのような方は、人には相談しづらいお金の話を集めたWebページを覗いてみるのもよいでしょう。

(提供元:全研本社)

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