ああ。◎◎食品の株主優待だな。ネネ、開けてみて

いいね。冷蔵庫に冷やしておいて

パパは◎◎食品の株を持ってる株主なんだ。

株主は株主優待っていうプレゼントがをもらえることがあるんだよ

こんにちは。株のことを知りたいのかネール？

幸せの種を届ける青い鳥、カネールだネール

君たちの将来に役立つお金の知識だネール。お金のことなら何でも答えるネール

株もお金と深い関わりがあるんだネー。

株は正式には株式といって、会社が会社を運営したり、新しいプロジェクトを始めたりするのに必要なお金を集めるためのしくみで、応援チケットのようなものだネー

君の好きなものって、何だネール？

アニメ映画を作るためにはたくさんのお金がかかるネー。

例えば、アニメ制作会社がそのお金を集めるために、株式という応援チケットを発行して応援したい人に買ってもらうしくみだネール。

株式を売って集めたお金で、新しい機械を買ったり、スタジオを作ったり、もっといい作品を作れるような会社にするために使うんだネー。

株式を買った人は会社の重要なことを決める『株主総会』に参加することができるネール

会社によって違うけど、株主優待といって、株を発行している人から応援のお礼のプレゼントや、事業がうまくいったお礼として配当金がもらえることもあるんだネー

会社が儲かっていたらね！

1株あたりいくらという形で株主に利益を分配するんだ

株式を発行する会社を株式会社というんだけど、世界初の株式会社は、1602年にオランダで設立された、船でコショウなどのスパイスを輸入する『東インド会社』だネール。

ヨーロッパではコショウなどのスパイスが育たないため、とても貴重なものだった。

東インド（インドネシア）まで木造の船で何カ月も航海するため、莫大なお金がかかり、嵐での事故や海賊に襲われる危険もあった。

そこで、株式を発行して多くの人からお金を集め、船の建造や長い航海の生活費、買い付けの費用に充て、スパイスや香辛料を売って得た儲けを、お金を出してくれた人たちに分配したんだネール

銀行で借りたお金は利息を付けて返さなくちゃいけないネー。

株式は株主にお金を返さなくてもいいんだネール

株式を買うわけだから、買った人の手元には株式があるということになる。お金と同様の価値があるんだネー。

お金が必要な時は、株式を売ってお金に換えることができるんだネール。昔は株券っていう紙だったけど、今は電子化されて形そのものは目に見えなくなっているネー

株式は証券会社を通して売り買いするんだネー。

証券会社と提携している銀行でもできるネール

会社によって値段が違うネー。それに株価は1秒ごとに値段が変わるんだネー

株式は、証券取引所というところで常に売り買いされていて、その会社の株式を買いたい人が多いと株価は上がる、買いたい人が少ないと下がるんだネー。

会社のサービスや商品が魅力的で、将来儲かりそうな会社の株式はみんな買いたいから値段が上がる。

反対に、商品が売れなかったり、会社が良くないことを起こしてしまった時には、応援したくないと思った株主は株式を売り、買いたい人もいないので株価は下がるんだネール

株式を発行して、それが売れた時点で会社の資金となる。

その後は株式の価値が上下しながら売り買いされるだけで、会社に直接お金が入るわけではないんだネール

そんなことはないネール。

株価が高いということは、その会社がいい会社で、人気があるということだネー。

買いたい人が多いわけだから、株式を追加発行すれば売れるし、会社を大きくするための資金を集めやすい。逆に、株価が下がり続ける会社は、会社の評価が下がっていると判断されて、資金集めにも苦労することがあるんだネール

そうだネール

インターネットでも簡単に調べられるから、見てみるといいネー。

3年、5年など長い期間で見るとおもしろいネール

興味を持ってくれてうれしいネール。

次回は株式でお金を増やすこともできる！？という『資産運用の話』をするネー！