そろそろ財布がボロボロになってきた。新しいのが欲しいなぁ

秋もいいらしいよ。『実り財布』っていうんだって

そうそう。一粒万倍日(いちりゅうまんばいび) は吉日。一粒の籾(もみ)が立派な稲穂になって万倍の実りを得られるっていう意味で、新しいことを始めるのにいい日なんだって。金運アップも期待できるから、宝くじを買うのもいいらしい

これをやればお金が貯まるっていうのはよく聞くよね

何かお金のことで知りたいことがあるのかネール？

幸せの種を届ける青い鳥、カネール。

ハッピーブルーバードランドから来たネール

君たちの将来に役立つお金の知識だネール

お金にまつわる言い伝え、迷信、縁起、ジンクスはいろいろあるネール

財布にまつわる縁起やジンクスはたくさんあるけど、一番はお金にとって居心地のいい状態にすることが大切なんじゃないかネー。

そうすると、お金が長く財布の中にとどまって、友達を呼んできてくれるんだネール

君もぐちゃぐちゃの汚い部屋やギュウギュウの息苦しい部屋にはいたくないだろう？

整理整頓されている財布、大切に扱われている財布にはお金が集まってくるといわれているんだネー。ギュウギュウだと出て行きたくなるし、友達も入ってこられないから、財布の中はいつもすっきりと！

レシートやクーポンは一緒に入れない方がいいっていわれているネー

そうだネー。千円札、5千円札、1万円札とお札ごとに分けて、上下・裏表を揃えて入れる。

人物の頭を下にして入れると、出て行きにくくて、新しいお札が入ってきやすいといわれているネー

何よりも、お札をそろえて入れると、財布の中にいくら入っているかわかりやすいネー。

財布の中がギュウギュウでぐちゃぐちゃだと、自分がお金をどれくらい持っているかわからない。お金が貯まらない原因はそこで、いつのまにかお金がなくなっているってことが多いネール

あと、こんなものある！

満月や新月の日に、月に向かって空っぽにした財布を振るとお金が貯まるという言い伝えもあるネール 。これも財布の中身を全部出して整理することがポイントで、振ることで小さなゴミも取れる。さっぱりと居心地のいい財布になるネール

それから、あまりにも汚いヨレヨレの財布もお金に嫌がられる。

大切なお金をしまう入れ物だから、自分が大切にしたいと思える財布を選ぶといいネール

そうだネール。それから、日本のことわざには、お金を大切に使いなさいという教えもあるネール

例えば、『一銭を笑うものは一銭に泣く』。

これは、わずかなお金でも軽く考えてはいけないということだネー。

１円ぐらいと思って粗末に扱うと、1円足りなくて支払いができないこともある。たった1円でも、コツコツ貯めていけば大きな金額になるということだネール

ほかにも、『大費(おおづか)いよりも小費(こづか)い』『悪銭身に付かず』などもあるネー

『大費(おおづか)いよりも小費(こづか)い』はたまに高い買い物をするよりも、日々の小さな買い物を積み重ねる方が、結果的に大きな出費になるということ。日々のお金の使い方に心を配りなさいということだネー。

『悪銭身に付かず』は賭けごとや悪いことをして儲けたお金は、無駄に使ってしまって手元には残らないということだネール

外国にもいろいろなジンクスがあって、イギリスでは花嫁の左の靴の中に6ペンスコインを入れておくと2人は永遠にお金に不自由せず暮らせるといわれているネール。

アメリカの1セント硬貨は通称「ペニー」と呼ばれていて、道でペニーを拾うと良いことが起こるといわれてるネール。「ラッキー・ペニー」と呼んで大切にするんだネール

どこの国でも、だれにとっても、お金は大切なものだネール。大事にするとお金がお金を呼ぶんだネール

その気持ちを大切にしてほしいネール